【2025年世界の祝日カレンダー】インバウンドは何月にどの国が多い?海外の祝日一覧

コロナ禍を経てインバウンド需要の高まりが顕著だった2024年。訪日外国人の数はコロナ禍前の2019年を上回り過去最高を記録した月も多く、今後も更なる需要増が見込まれています。

観光産業においては、こうしたインバウンド需要の高まりを受け、インバウンド向けの集客施策を課題と捉えている事業者の方が増えているのではないでしょうか。

特に宿泊業やレジャー業では、需要の増減を価格に反映する変動価格制を取り入れる施設も多いと思いますが、こうした事業者の方々にとってインバウンド顧客の獲得は売上に直結する課題ともいえるため、世界各国の休暇状況や訪日外国人の現状などを把握しておくことはとても重要です。

そこで、2025年の世界各国の休日を一覧のカレンダーとしてまとめました。前年同月の訪日客数も併せて掲載していますので、ターゲット選定や価格調整の施策に役立てていただけますと幸いです。

世界の祝日カレンダー

2025年1月
2025年2月
2025年3月
2025年4月
2025年5月
2025年6月
2025年7月
2025年8月
2025年9月
2025年10月
2025年11月
2025年12月
こちらの記事もおすすめ

訪日外客の概況

直近1年間の訪日外客を国別にみていくと、アジア圏が最も多く、韓国・中国・台湾・香港で全体の約66%を占めています。アジア圏以外ではアメリカが約7.5%、オーストラリアが約2.5%です。東南アジアだとタイが約3.1%、フィリピン、シンガポールと続きます。

日本からの移動距離が長いヨーロッパの各国は数十万人程度となっており、ヨーロッパ全体を併せても全体の約5%と、他の国に比べ割合は低めです。

世界の休暇

休暇状況は国や地域によってもちろん異なります。

日本ではGWや年末年始といったカレンダーのいわゆる旗日に有給等を組み合わせて長期休暇とすることが一般的ですが、例えばイギリスやフランスでは年間最短5週間程の有給休暇が法定されているそうです。そして大半の人は夏の7月~8月に取得するそう。オーストラリアなども同様の長期休暇の有給が法定されているそうです。

一方、アメリカではこうした休暇の取得に関する制度は法律で義務付けられていないそうで、休暇状況は会社によって異なるようです。

世界的には夏にあたる時期に長期の休暇やバカンスを取得する傾向が強いようです。

アジア

訪日外客の割合が多い中国では春節や国慶節といった祝日により、1月下旬、10月上旬に連休が取得しやすいカレンダーです。

この傾向は韓国や台湾、香港でも同様となっており、この時期はアジア圏からのインバウンド集客が見込みやすい時期と言えるでしょう。

ヨーロッパ・北米・オーストラリア

欧米やオーストラリアの地域では4月中旬にイースターがあります。イースターはイエス・キリストの復活を祝う日「復活祭」で、多くの国で3~4連休になります。

また、これらの地域ではクリスマス~年末年始に長期休暇とすることが多い傾向にあるようです。

↑他にもインバウンド関連の統計まとめ記事を書いているので、よければ参考にしてください

祝日の参考:日本貿易振興機構(ジェトロ) 世界の祝祭日

訪日客数の出典:日本政府観光局(JNTO) 訪日外客統計より

コメント