ホテルや旅館では重視される項目の1つであるアメニティ。置く場合にはそれなりに費用がかかり原価も上がるため、民泊や貸別荘においては置くか迷う方も多いのではないでしょうか。
費用との兼ね合いになってはくるものの、顧客満足度の観点から言えば置いた方が満足度があがることは間違いないでしょう。何まで用意すべきか、そもそもの費用感など、悩む方向けに、アメニティリストと費用感をまとめました。
アメニティ一覧
アメニティとして一般的に見かけるものが多いものと併せて、重要性や費用感をリストにしました。
アメニティ | 重要性 | 費用感 |
---|---|---|
使い捨てスリッパ | ★★★ | 30円~100円 |
歯ブラシ | ★★★★★ | 10円~60円 |
シャワーキャップ | ★★ | 6円~15円 |
ボディタオル | ★★★★ | 20円~70円 |
ボディスポンジ | ★★ | 10円~25円 |
カミソリ | ★★★★ | 10円~90円 |
ヘアゴム | ★★ | 6円~15円 |
ヘアブラシ | ★★★ | 10円~50円 |
化粧品セット | ★★★ | 100円~300円 |
綿棒 | ★★★ | 2円~5円 |
コットンセット | ★★ | 7円~20円 |
アメニティ用バッグ | ★★★ | 20円~80円 |
ティーバッグ | ★ | 5円~25円 |
使い捨てスリッパ
不特定多数が出入りする空間である以上、清潔感をアップさせるのに有効な使い捨てスリッパ。お客さんが素足でなくスリッパで歩くことで、清掃の手間やメンテナンス頻度も変わってくるでしょう。
ビジネスホテルなどでよく見かける薄地のものであればあまり費用はかかりませんが、それなりに良いものにしようとすると実はそこそこの費用がかかります。
また、使い捨てスリッパの最大のネックは保管スペースです。アメニティの中で最もかさばり、納品時は大き目の段ボールで届くことから、アメニティ用の保管スペースがそれなりに確保できる施設でなければ納品後に頭を抱えることとなります。
歯ブラシ
アメニティとして最低限置いておきたいのが歯ブラシです。長期滞在者であれば携帯用歯磨きセットを持っている場合も多いですし、海外のホテルでは普通置いていないため、インバウンド向けであれば置かなくても問題ないと思います。
とはいえ、こだわらなければ10円程度で仕入れられるものもあるので、アメニティを置くか迷ったらとりあえずリストに入れておくと良いかと思います。
シャワーキャップ
なくても別に問題ないという声も多いので、置かなくても特に問題ないと思われます。
ボディタオル/ボディスポンジ
入浴時にあると嬉しいのがボディタオル/ボディスポンジ。費用的にはボディタオルの方が高いです。
カミソリ
どのレベルのものを置くかによって、ピンからキリまであるのがカミソリです。男性的には置いてあった方が好印象でしょう。
ヘアゴム
なくても別に問題ないという声も多いので、置かなくても特に問題ないと思われます。
ヘアブラシ
置いてあると地味に嬉しいアメニティの1つでしょうか。高級感を売りにする施設であればそれなりにグレードのいいものを置いておくことで差別化となり、持ち帰った後も使ってもらうことでリピートや紹介にもつながることが期待できます。
化粧品セット
それなりの価格帯の施設であれば置いておきたいのアメニティの1つです。パウチタイプのものはセットとして販売されている場合が多いですが、やや費用は高めです。
綿棒/コットンセット
安いので、歯ブラシと同じく「アメニティを置いておくならとりあえず入れておく」ものの1つかと思います。
アメニティ用バッグ
それなりにアメニティを揃えて置く場合には、まとめて入れる/持ち運べるようにアメニティ用バッグを置いておくと、更に顧客満足度はあがると期待されます。
ティーバッグ
あまり置いてある施設もないと思いますが、ご当地のお茶などがあれば置いておくことで差別化を図れます。
アメニティはどうやって仕入れる?
上記のようなアメニティはアメニティ専門の卸店や通販サイトを利用して仕入れることが一般的です。例えば以下のようなお店があります。